災害時の備蓄品として便利な缶詰。保存期間も長く、缶切りを使わずに開けられるプルトップ型の缶詰もあるので重宝されています。
とはいえ、缶詰の中には缶切りを使わなければ開けられないタイプのものも多く、いざという時に缶切りがなければ「食べられない」ということも…。
道具がなくても簡単に缶詰のフタを開けられる方法をご紹介します。
災害時などに使える知識をTwitterで配信している、警視庁警備部災害対策課 ()が投稿した缶詰の開けかたがこちらです。
災害時、プルトップ型ではない缶詰を道具が何もない状態で開けるには、どうすればいいでしょうか。それには缶詰のふたのフチを、コンクリートやアスファルトにこすりつけて下さい。缶詰のふたは構造上フチの接合部分が削れると取れるようになっています。女性や子供の方でも簡単にできますよ。 pic.twitter.com/n9NLskvunz
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年10月16日
・缶詰のフタのふちをコンクリートやアスファルトなどの平らな場所に、円を描くようにしてこすりつけます。
・しばらくこすっていると缶とフタの接合部が削れてきます。
・フタが外れるようになったら、砂などが入らないように気を付けて開けましょう。
地面に缶詰をこすりつけるだけなので、女性や子どもなど力のない人でも簡単に開けることができるようです。
【ネットの声】
・もしもの時に身を助けるのは、こういった豆知識かもしれませんね。
・必ずしも缶切りを持っている状況で災害が起こるとは限らないですし、知識は必要です。
・これなら片手でも開けられるので、両手が使えない時にも有効ですね。
「缶切りをあらかじめ用意しておく」「簡単に開けられるプルトップ型の缶詰を備蓄する」といった対策はもちろん必要です。
ただ、災害時はすべてが想定通りに行くとは限りません。
もしもの時のために、『道具を使わずに缶詰を開ける方法』を頭の片隅に入れておいてくださいね。
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